※基本ネタバレあり
2023/4 おと・な・り
一言でいうと麻生久美子が出そうな感じの映画。
単館上映してそう。岡田准一も出てるから違うだろうけど
久しぶりです、観た後に余韻がある映画。映画館で観た後のような臨場感を残していく映画。(普段どんだけ適当にみてんだ)
泣いている七緒を隣の部屋から聡が歌って慰めるクライマックス(と思った)では泣きました。
前に書いた「はちどり」でも、喧嘩した生徒同士が気まずそうにしているとき先生が一曲歌うシーンがあったのですが
言葉にできないことを伝えるときの、別の言葉に仮託する手段という歌。
歌には歌詞があるけれど、歌詞は時に言葉を超えるものになる。
聡と七緒がまさか同郷で同中だったなんてねえ…七緒の鼻歌の「風をあつめて」を「中学のとき合唱で歌わされた」と聡が言ったのが伏線ってことになるんだろうけど、伏線にしてはわかりづらいよ。。(他にも何かありました?)
二人はどの時点で気づいてたんだろう?謝恩会出欠の電話したときに既に声で分かってた感じだったけど
そしてエンディングの音声が本当に良かったですね。J-stormプレゼンツなのにジャニーズの主題歌が流れたりしないっていうのはすごいなと思ったんですけど
二人が初めて顔を合わせた後、お隣期間だったときの話を色々したんだろうな。
「あのやたらぐいぐい来る彼女とはどうなったの?」
「彼女じゃねえよ、あれは親友の彼女。てか今は奥さん。親友が一時期行方をくらまして、俺の家にいれば会えると思ったんだって」
「ええ!?彼女じゃなかったの?同棲してたのに?友達の彼女泊める?普通」
「勝手に転がり込んできただけだよ…俺も最初はやばい女だと思った。図々しいんだよな、悪い奴じゃないけど。ところで、あの日なんで泣いてたの?」
「それがさぁ、ひどい話なの!聞いてよ」
とかね…。゚(゚இωஇ゚)゚。 良い話…
2023/4 friends もののけ島のナキ
子供向けで情報量が少ないので頭空っぽにして観れます。
そしてめっちゃ泣きました。めっちゃ泣く。これは代々子孫に伝えていきたい映画
公開は2011年と、意外と古い。日本のCGアニメは進んでないイメージだけど、2011年でこんなに映像のクオリティ高い映画があったとは。
主題歌のコーラスに石巻少年少女合唱団とあって、やっぱり震災の年だなという感じ。
主人公のナキ役が香取慎吾って知ってびっくり。マジで!めちゃくちゃ上手じゃん
最初は一瞬岡本信彦かと思いましたよ。オラついてるときの声の張り方がちょっと似てたから
大ベテランの山寺さんと並んでも引けを取らないって相当すごい。芸能人トップクラスだと思う。なんでもっと声優やらないんですか?
一つ微妙だったのが、音楽が常に大袈裟だった。そんなに盛り上がり多用したら肝心なシーンでコントラストが無くなるんじゃないかと思いました。
ラストでグンジョーは母親探しの旅に出たきりだし、是非とも続編が観たい。10年以上経ってるしそんな企画も無いだろうけど…
ナキとグンジョーのコンビは擬人化したら絶対腐女子に人気なやつだ。
2023/4 ニューヨーク東8番街の奇跡
終始ニコニコして見られるハートウォーミングストーリー。地上げ屋でさえ根は悪人じゃないし憎めない。
名高いスピルバーグ監督、80年代でこの映像の違和感の無さはさすが。チビUFO家族がかわいい。無機物でこのかわいさ。スターウォーズのR2D2に通じるものがある。
癒されたいときにおすすめです。