歩きで峠を攻める

pixivで11年間二次創作やってます。映画・ドラマ・アニメの感想とか、その他雑記。時々イラスト

配信終了サルベージ記録 Vol.29

※基本ネタバレあり

 

 

2023/4 結界師

 

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これはまた懐かしいですね。当時テレビでCMやってるのだけ見たことあります。主題歌にかなり時代を感じる。

 

どうして誰も良守に寄り添ってあげないんだろう…と前半はずっとフラストレーション溜まってました。(なんでも真に受けるタイプです)

中学生で昼間も休めないのに夜通し結界師の仕事、相当大変だろうに頑張る良守を繁爺は怒ってばっかり。それじゃ余計やる気削ぐだけだぞ…

時音もちょっと年上だからって常に上から目線で説教するし、良守が反発しようものなら逆ギレする始末。斑尾もあまり良い相棒には見えない

お父さんなら適任なのにと思ったけど、婿養子だから半分よそ者みたいなものだし家業の事情には立ち入れないか。。

神田百合奈が唯一の癒しです。良守のこと好き?なんだよねたぶん、応援したい。

 

志々雄が出てきて打ち解けてからは、やっと心強い仲間ができてよかったよかった(;;) 同性で同い年だから一番近くでお互い支えになれるよね(;;)

…と思ったのにまさかの死亡かよ!そこで!?殺す?

 

しかも志々雄が死んだ回のタイトルが「志々雄最期の戦い」で、盛大なネタバレやめろw

 

あと、チビヨキがめっちゃかわいかったからもっと登場してほしかった

 

異能者集団裏会の夜行(やぎょう)は良守の兄正守が率いる実行部隊ですが、やぎょうと聞くとどうしてもこういうのが浮かんでしまう

 

 

2023/4 キングコング:髑髏島の巨神

 

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公開当時、先輩と何か映画観に行こうということになって、「何も考えずに観れるのはキングコングだなぁ」って言ってた記憶があります。私が夜は短し歩けよ乙女がいいって言ったのでそっちにしてもらったけど。

 

確かにもうこのまんまというか、期待を裏切らない、何も考えずに観れるアクションホラーでした。実にハリウッドらしい。こういうホラー映画にはつきものの、独断で突っ走って周りを危険に巻き込む迷惑野郎も健在。

 

同行者のアジア系が美女だった

 

こういう人には細い吊り目でエラ張りがアジア人らしいというステレオタイプをどんどん打ち破ってほしい。

 

ちょっとだけ出てきた日本人のイカリ・グンペイ(漢字だと碇軍平かな?)もいかにも特攻隊員にいそうな感じのきれいな顔でしたが、ギタリストのMIYAVIなのだと。へえー

 

カンブリア紀サイズの昆虫もっと見たかったなぁ。竹に擬態する蜘蛛とか、なかなか面白かった。

 

しかしアメリカって本当にこういうノスタルジックな設定好きですね?永遠に60~80

年代を回顧してるような気がするんだけど。

 

2023/4 オテサーネク

 

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子供が欲しいのになかなか授からないっていう(特に)女性は間違っても観ないで下さい。精神にきます。

 

例えるなら映画のエヴォリューションみたいな静かな不気味さを想像していたんですが(分かりにくくてごめん)

 

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人を食う木の化け物という、ただの直球で害をなしてくるホラーでした。

画像にも出てる不気味なマセガキ少女が何故か隣人である化け物を庇い、積極的に人を食わせて殺人に加担。この長くて難しい名前の少女が、序盤に不妊症の奥さんからもらったチョコを「病気がうつる」と投げ捨てるシーンがある。

偏見ってこういう無邪気な残酷さから生まれるんだろうな。当の本人は偏見のつもりはなく事実だと信じてるわけだから。

などと賢しらに言いたくなってしまいました

 

オテサーネク(木)が動くシーンは原始的なストップモーションだったのですが、これは技術的な理由かしら。当時(2001年)のチェコではCGはあまり使えなかったのでしょうか

 

ちょっと昔のヨーロッパの風景はレトロ感があって良かったです。

 

2023/4 ピアノ・レッスン

 

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なんだかピアノが弾きたくなってきたなぁ。

 

これはレビューしづらい感じですね。率直に言うと中盤までは、こういうシチュエーション好みなんですが、姦通がバレてしまってからはやはり夫のスチュワートが気の毒で。。

スチュワートがNTR好きだったらみんなが幸せで丸く収まるのに…まあそうはいかんよね。妻の指を切り落としてなお「君を愛したい」と言える精神構造どうなってんだと思うけど、当時の価値観だとままあることだったのだろうか。

 

演劇で人が殺される場面のとき、観客のマオリ族が制裁しようと舞台に乗り込んでいったのは後々思い返すと面白いです。社会が未発達のいわゆる(差別的かもしれないが)未開の文化では、抽象的な思考という概念が無いという話を思い出す。抽象的な思考力は、義務教育が普及し始めた20世紀初頭から現代に近づくにつれて全体的に上がっているらしいです。

 

船からピアノを海に捨てるとき、自らロープに足を引っかけたエイダは、あそこで死んでいた方が映画的にはきれいな終わり方だったなと思いました。

 

94年の映画にしては映像が綺麗です。エイダが弾くピアノ曲はどれも素敵で沁みいる。