※基本ネタバレあり
2023/2 神様はじめました◎
かつてこんなにも面白い少女漫画アニメがあっただろうか!!??
(あんま観たことないんで知らんけど…)
に尽きる。さすがはみんなのお気に入りなだけある(ネトフリで高評価の多い作品に表示されるやつ)
ラブコメのコメの部分が本当~に面白くて、特に1クール目は爆笑しながらみてました。間とか反復とか見事、とにかく全てのネタがことごとくハマっていてすごい。
よく漫画だと面白いのにアニメ化するとやたら大袈裟で寒々しく見えることあるじゃないですか?神様はじめましたの場合はそれが全くないんですね(原作未読だけどね)
神の仕事では??スタッフも神様始めちゃったか?
ストーリーもしっかり面白い。奈々生になりきって感情移入できればもっと脳汁ドバドバで楽しめたんだろうな…溌溂とした十代の美少女に感情移入なんてとてもじゃないけど…ねえ…
奈々生は良い子だが特に好きでも嫌いでもないし、巴衛もそんなに推せないので少女漫画の真髄キュンは残念ながら無かったです。まあそれがないにも関わらずこんなに面白いってことがこの作品のすごさよな。だって少女漫画ってときめかない人間にとっては苦痛でしかないのが常だと思ってたもの(偏見)
奈々生より友達のあみちゃんがかわいかったし、私は瑞希が好きだった。切ない永遠の当て馬よ かわいいのにねぇ
しかし瑞希役が岡本信彦ってギャップに驚きます。オラオラ半グレ男子のイメージしかなくない?瑞希なんてほとんど正反対のキャラですよ。
竜宮城で奈々生が巴衛に「振り向いてくれなくてもいいよ、私が巴衛を振り向かせるから」って言うシーン、前にテレビのバラエティで見たことありました。声優の番組ではなく、民放のゴールデンタイムでたまにある声優が特集されるやつ。だいたい梶裕貴が芸能界との架け橋になってトークを裏回しするアレ。三森すずこの声にf分の1ゆらぎがあるってVTR紹介されてました。
竜宮城の回でかなり匂わせあったけど、ユキジって奈々生の先祖なんですよね?あぁまた原作読破したいアニメが増えてしもうた。。
2023/2 モータルコンバット
えっ待って原作はゲームなの?今知りました。
古来より開かれてきたという魔界と人間界の武術大会コンバット。
いつ武術大会が始まるのかと注目して観ていたら結局最後まで大会は無かった感じで、始める前に敵方の刺客を殲滅して終了って感じでしたね。いまいち確信が持てず感じ感じ言ってますけど。
カノウはずっと憎まれ口叩きつつもなんだかんだ良い動きをして、主人公側の仲間として活躍してほしかった。あの登場からしてそういうキャラだと思ったんだけど、最後まで単なるクズであっさり殺されマークを奪われるとは…
氷属性キャラがいればなんでも嬉しいアナ雪フリークなので、名前忘れたけど氷操る敵には興味津々でした。しかしアナ雪はデザイン性の高い繊細な氷の描写が特徴ですが、やっぱりダークな実写アクションだと人体を凍らせたとき血も噴き出して凍るし、体の部位は砕けるしでなかなかえぐいですね。面白いなぁ
2023/2 ジャンゴ 繋がれざる者
往年の名作映画みたいな貫禄だったので、2012年の映画と知って意外と新しいんだなと
1998年とかそれくらいかと思った。いやそれにしてはディカプリオが若くないな
一言でいえばブラックライブズマター映画
人権軽んじられがちな時代に自分たちだけ現代の価値観で無双するタイプの痛快ストーリー。この南北戦争間近の時代にドクターみたいな思想の人はいたのだろうか。
歯のオブジェが屋根でびよんびよんしてる馬車とか、ブリトル兄弟とのいかにも西部劇チックな戦闘シーンとか、KKKみたいな布を被って全然前が見えねえ!って喧嘩するリベンジ集団…コメディですよね。
途中までニコニコしていられたのに、奴隷頭が目敏くなければ…いや最初に気づいたのはララ姉だから怖いのは奴隷頭でなくララか
骨相学の話題も出てきて興味深いです。前回のエントリの博士と狂人にも骨相学に基づいて患者を診断する場面がありました。後世の今となっては全く学問とはいえない独断と偏見に満ちた分野ですが、当時は大真面目に頭蓋骨の窪みや頭皮の皺の模様で脳の機能を判断していたようです。
私は「脳を支配する前頭葉」という本で骨相学を初めて知ったんですけど、挿図でその診断の例みたいなのが載っていて、脳の部位の一つに「ワイン好き」というのがあって衝撃を受けた記憶があります。ワイン好き…ワイン好き…