歩きで峠を攻める

pixivで11年間二次創作やってます。映画・ドラマ・アニメの感想とか、その他雑記。時々イラスト

自分軸は大切、でも言葉による定義には囚われないで

お題「あなたの「自分軸」って何ですか?」

 

皆さん、いつもこちらのお題にたくさんの投稿をありがとうございます。

私の自分軸はこれ!とズバリ言語化している方、そうは言ってもなかなか他人の目が気になる…という風に自分軸への率直な思いを語る方、様々な記事を読ませて頂き、たいへん勉強になっています。

人の言うことはあくまでその人の世界の映し出しであり、正しさなんていうものとは無縁。。ということが理屈で分かってはいてもやはり誰かや何かをジャッジしてしまう自分にも気づかされます。

 

でも、たくさん読めば読むほど「自分軸」の実体が遠ざかっていくように感じる。どんどん難しくなっていく。結局自分軸ってなんなんだ?

 

ということも思ったり。

 

それでですね、お題作成者の私からも今回自分軸に関するお題回答を投稿してみようと思い立ちました。

 

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

かのアドラー卿もこう言っていますが(なんとなく卿を付けたくなった)

他人軸で生きているとき、何が原因でそうなっているかって、言わずもがな他人の目が気になるから。これに尽きますね。

 

それさえ気にならなくなれば、自ずと曇りは晴れて自分はどうしたいのか分かってくるはずで、あとはその通りに行動していくだけ。

 

たぶん、多くの人が思っているほど難しいことではないはずなんです。だって、自分が思っているほど他人は自分のことを気にしてはいないから。

 

スピリチュアルや自己啓発ではよく言われる「怖いはGO」

小さなことでこれをやってみる。そうして初めて「自分が思っているほど他人は自分のことを気にしていない」ことが実践で学べる。

これらを通して人は自由になっていくのだろうと思います。

 

そして、その過程こそが自分軸なのです。

 

言葉による定義にはたいてい例外が発生するものだから、一つ言葉を重ねることによってある人にとっては真実からどんどんズレたものになる…なんてことにもなりかねません。

自分軸で生きるぞ!と決意したときに、「じゃあまず自分にとって何が自分軸なのか、考えることから始めなきゃ」とやるのは泥沼まっしぐらなんですよね。

頭で考えることじゃない。マジでこれは断言できる。

 

本当はやってみたいけど人目が気になって躊躇っていることを、ええいままよとやってみることこそが、自分軸を切り開く鍵になるのだと思います。

大事なのは「小さなことで」です。

「小さなことからでもいいから」じゃなくて「必ず小さなことで」!ですよ。

たいていの人はそんな鋼の心臓持ってませんからね!!

 

私も先日小さなことでGOして、こういうところから自分軸が始まるのだと実感しました。本当にしょうもないことなんですけどね。仕事で使っているSlackの、全社員に通知がいくチャンネルで発言をしてみたのです。内容も本当にどうでもいいようなことなんですけど、全社で見られるってそれだけでやたら緊張しました。

 

でもやってみて初めて、先に書いたように、自分が発言しようがしまいが誰もそんなことを気にしていないんだ、ということが理解できて、一つ自由になることができました。

もちろん、良い意味でですよ。さすがに誰からも反応が無かったらそこそこ落ち込んでいたと思います(笑) だけど反応してくれる方もほどよくいたのでほっとしました。

 

あともうひとつ大事なこと。いざやってみた後は、どんな結果になっても自分をめちゃくちゃ褒めまくる。

(「どんな結果になっても」とか言うと怖…って思われそうだけど、小さなことならそんな大惨事になる可能性は低いので安心してください)

たとえ思うようにいかなかったとしても、絶対に自分を責めないで下さい。

あなたのその勇気を讃えて、「いやこんな些細なことだし…」なんて謙遜しないで、死ぬほど褒め殺しにかかって下さい。

次の一歩が決して重い足取りにならないように。

軽やかに自由への旅を進められるように。