歩きで峠を攻める

pixivで11年間二次創作やってます。映画・ドラマ・アニメの感想とか、その他雑記。時々イラスト

配信終了サルベージ記録 Vol.23

※基本ネタバレあり

 

ふと思ったんですけど、「配信終了サルベージ」ってまるで配信終了した映像を違法にサルベージして見てるみたいですね。違いますよ。配信終了直前に見てるだけです。

 

 

 

2023/3 GATE 自衛隊 彼の地にて、欺く戦えり

 

 

これは…あれだ、テレビでよくある外国人に日本を称賛させる日本スゴイコンテンツ。を異世界相手にやらせるバージョン。

 

それが高度な技術とか文化とか倫理観のみならず、「地震に動じない」みたいなことまで微に入り細を穿って…胸やけが…

 

でも異世界アニメお約束の、元の世界現代日本との格差で主人公が無双する話は「俺TUEEE」とか言われて揶揄されるけど、これは個人ではなく我らが誇る自衛隊という組織なのでその点妙に説得力があります。オタク自衛隊好きな人多そうだし…

 

2クール目入った辺りからちょっと面白くなった。エルフの人が父親が亡くなったことを受け入れられず精神に異常を来す問題とか、獣人の女王が皇太子を操って暗躍するとか、複数トピックが並行して複雑になっていったので。

 

個人的には自衛官の栗林の態度がマジで無理でした。オタク見下しすぎで上官の伊丹にもあまりにもナメた振る舞いをするし、伊丹の元嫁にも無礼極まりないし初対面で結婚・離婚のデリケートなことをズケズケ訊くし…フィクションだからとか関係なく不愉快。妹もはわわ系でイラっとする。

 

異世界アニメって、「異世界」なのにあまりにもテンプレ的な和製洋風ファンタジー世界しか出てこないので、もっと本当にわけがわからない、我々の世界の概念からは完全に外れた異世界を見てみたいなぁといつも思うんですが、この作品はその辺りもはっきり根拠を示していた。つまりGATEの先の特地は異世界なのに、どうして現実世界の人間が想像したエルフやら獣人やらが当然のように出てくるコテコテの洋風ファンタジー世界なのか、に対する根拠が。

アニメの終盤でレレイの故郷の大先生的な人が「GATEは数百年ごとに開かれて、そこから流入した人や生物がこの世界に棲みつく」みたいなこと言っていたので(うろ覚え)つまり特地に住む生き物はもともとGATEを通して現実世界からやって来たものらしいですね。だから想像通りのファンタジー異世界なわけか。

 

2023/3 ビー・ムービー

 

 

なんか奇妙な映画だったな…

蜂が人間に接触したと思ったらあれよあれよという間にハチミツ裁判になって…展開早くない?そして人間側もよく素直に蜂の主張を認めるものだ。

 

杓子定規に一つの工場の決められた係に就職することに主人公が反抗してたのがいいぞいいぞ!って感じだったのに、工場が止められてみんな自由になったら途端に生きがいを失っているのは頂けなかった。BOSSのCMと同じじゃんか。ブルシットジョブを肯定するかのような描写だな。

 

個人的にはここがハイライトでした

 

 

大胆すぎるだろ!笑

 

2023/3 家族のように

 

 

一万ドル返せよ…こんなの詐欺じゃん

土壇場で実母(代理母?)のマルセラの夫が事故死したから一万ドルよこせと怪しい親戚が現れ、出生届は主人公マレーナの夫とマルセラの不倫の婚外子ということにしろと指示され、全部言う通りにしたのに結局検問で捕まって水の泡?それで病院も親戚も知らん顔なのかよ、一万ドルどこいったんだ…

 

マレーナが身勝手でイライラするっていうレビューが多かったけど、ひたすら気の毒だと思った。しかもヤブ医者に車の窓割られたのも何故か弁償もなしで不問になっているみたいだし。

最後に会ったマルセラが「あなたは私を助けてくれなかった、貧しい暮らしよ」って言っているのでやっぱり親戚は偽物で一万ドルも受け取ってないんだろうな。一万ドル…